『夏・ゆかた祭~!!』

投稿日:2014年8月2日(土)

第二若駒の家も、夏真っ盛りです。

今年は女性メンバー・ボランティアさん・職員で浴衣を着ました♪

 

着付けは大変ですが、やっぱり浴衣はいいですね。

自然と表情もほぐれて、背筋もしゃんと伸びます。

はんなり浴衣美人がいっぱい!

 

こ~んなに可愛い姿や…

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こ~んなにいいお顔も…

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浴衣を着るのは久しぶりのメンバーも、とっても似合ってます。

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男性職員も甚平を着てくれて、ゆかた祭は一気に最高潮に!

どうでしょう、この艶やかな雰囲気と迫力!!

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これからが連日の猛暑酷暑ですが、第二若駒の家はこの勢いで元気に過ごしていきたいと思います。

このHPをご覧のみなさまも、お体を大切に夏バテ知らずでお過ごしくださいね。

 

第二若駒の家

丸川

ブログ『里親の会「ほいっぷ」の紹介』

投稿日:2014年7月26日(土)

横川町に里親の会があり、「地域の子どもは地域で育てよう」を目標に活動しています。その里親

の会は、3つのグループになっています。1つは「里親ひろばほいっぷ」2つ目は「ほいっぷ元気

わくわくジュニア」そして3つ目は「ほいっぷプラチナクラブ」です。

 

私がこの会に関わることになった経緯は、話しが長くなりますが、2年前から定年後に地域の活動

に関わりたいと思って、以前から知っていた高瀬さんの家にお邪魔する機会がありました。高瀬さ

んは30余年前に八王子へ引っ越して来られ、里子さん達4人とご主人とでファミリーホームとし

て横川町で暮らしていました。私たちは生協を通して知り合い、そこから、ファミリーホームの子

供達が巣立った後の部屋を障害者の宿泊体験の場所としてお借りすることになったのです。

 

当時、一番下の里子さんが八王子養護学校に通うことになり、同級生の障害児たちとも知り合いに

なっていた高瀬さんと私は、スペースらせりに助成金を頂いていた【地域福祉財団】へ「障害者の

中長期の宿泊体験の場所をもう一つ作りたい」と何度も話しに行きました。そして、「グループハ

ウスろばの家」を1998年に作りました。その時にろばの家の一室でNさんが一人暮らしを始め

ました。その後「グループホームよこかわ」を開設し4人のメンバーは暮らしていきました。現在

はろばの家の名前はなくなり、「わかこま相談支援室」の家族支援事業に引き継いでいきました。

 

高瀬さんとは長いつきあいになりますが、その間10年近くブランクがありました。そして、2年

前に私も住まいが横川町になったことで、久しぶりに高瀬さんの家にお邪魔することになったので

す。当時のろばの家はそのままあり、その隣にはもう一軒高瀬さんのご自宅もありました。そして、

ろばの家は里親さんや里子さん達が集まって楽しい企画を催したり、親同士でのおしゃべりの場に

なっていました。さらに、元里親さんたちで、現在の里親さんたちや里子さん達の応援をする「プ

ラチナクラブ」を発足しました。

「地域の子どもは地域で育てよう」という活動の理念をもって、八王子の子ども家庭支援センター

から依頼があると短期間の子どもの預かりもしています。核家族の家庭や母子家庭などで子どもを

少し預けたいなどの理由で利用されています。

「ほいっぷ元気わくわくジュニア」は、幼児から大学生までの里子さん達の活動で、元里子の大人

の人たちが話しをしてくれたり、楽しい企画をして共に活動しています。

「里親ひろばほいっぷ」は里親さん達が定期的に集まって話し合いの場になっています。

 

地域で自主的に活動している団体ですが、それぞれの家族が本当の家族以上に繋がりを大事にして

いて、子ども達を大切に育てている姿に感動させられます。障害があってもなくても、うちの子ど

もでもよその子どもでも、地域で子どもを育てることの大人としての責任も感じてしまいます。

 

そして、新たに元ろばの家を有効活用できないかとみんなで相談しています。ほいっぷの会は月数

回だけの利用なので、他に地域の人たちとどんな利用の仕方が出来るのか話し合いを始めました。

もし、関心がある方は一緒に夢を語りませんか?そして、私たちが16年前にろばの家で宿泊体験

した時のように何か始めてみませんか?

 

仮認定NPO法人若駒ライフサポート

理事長 大須賀裕子

♬創価大学 ヴォーカルグループコンサート♪

投稿日:2014年7月18日(金)

初夏の風を感じる土曜日、創価大学ヴォーカルグループのみなさんをお招きして、コンサートを開きました。

総勢22名の、目の前で聴くコーラスは大迫力!

若い生命のパワーがあふれて、自然に笑顔や元気が体に満ち溢れていくようでした。

 

『世界に一つだけの花』を大合唱して、

(みんな大きな声で歌ったね!)

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大集合写真も撮って、

(TAKE10くらいやったね!)

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こんな素敵な時間を創り出してくださり、また心躍る歌を届けてくださり、本当にありがとうございます。

また来年も、ぜひ歌っていただきたいです!

 

(丸川)

★☆うどん作り大会★☆

投稿日:2014年6月25日(水)

6/21(土)この日は【うどん作り大会】です!!

給食作りボランティアの〈ポニーグループ〉、
活動ボランティアの〈社会福祉研究会〉のみなさんと一緒に、うどん打ちに挑戦しました。
果たして、うどんはお昼ごはんに間に合うのでしょうか?!
エプロンを着て、さぁスタート!

 

 

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粉とお水と塩を混ぜて、手慣れたものですね。
よいしょ、よいしょ

 

 

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手で、足で、そして車いすで踏み込むメンバーも。
こりゃコシが出るぞう!

 

 

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少し寝かせて、伸ばします。
これは力が要ります…が、上手にできました!

 

 

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いよいよ、仕上げです。
細く切ってね…あーっ!!極太面!!

 

 

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ポニーグループさんに茹でていただき、お手製の天ぷらも添えて
いただきま~す!!

 

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ん~、てんぷらサクサクッ。
ん~、噛みごたえ満点のうどんっ。
手打ちうどんの愛情と、昼過ぎた空腹とでパクパクでした。

第二若駒の家うどん大会は、更なる上達を誓い幕を閉じました。

 

第二若駒の家 丸川

ブログ『「トライアル‘60」重度障害者の60歳からの再挑戦の本のこと』

投稿日:2014年6月19日(木)

 5年半前に亡くなった主人の遺稿集として、彼が書きためた文章やブログを本にまとめて自費出版したのが、「トライアル‘60」です。

 先日、私が長年福祉の仕事をしていることに感銘を受けてもらった方から、私の福祉に対する気持ちを尋ねられました。その方に、彼の遺稿集を読んで頂きました。その後、以下の感想をメールで頂きました。

 

 一気に読破。重い障害を背負い言語に絶する辛さ、大きな不安の中で懸命に生き抜いていこうとされたご主人様の壮絶な人生、生き様に強く打たれました。喋れない○ちゃん(お子さんの名前)の気持ちを代弁して頂いてるようで・・・施設の在り方に触れた76頁の記述は正に言葉を発せない障害者の心の叫びです!この立派な出版は、共に過ごされた大須賀さんの人生の流れの中で、1つの大きな達成感を覚えさせるものでは、と推測しています。是非、廣く、多くの方がその目に触れて頂きたいものと願わずにはおれません。

 

 そして、同じ頃に福祉関係の仕事をしている職員の方から、大須賀さんが出した本を読みたいと連絡いただきました。主人が長年障害者運動をしていたので、その歴史もこの本の中にまとめていました。早速、送りました。

 

 主人が亡くなって今年の11月で丸6年経ちます。彼の生きてきた証はこの本だけですが、彼を知らない人が読んで貰えると、とても嬉しいです。どんなに障害が重くても前向きに生きて楽しく人生を送って欲しいと思います。

 

仮認定NPO法人若駒ライフサポート

理事長 大須賀裕子

ブログ 『今年も田植えをしてきました』

投稿日:2014年6月12日(木)

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 千葉県南房総市の恩師の田んぼに通い始めて6年目になります。人生初めての田植えや稲刈りを経験して、心地よい体験をしています。自然とふれあい、鳥のさえずりを聞きながら、何も考えずに田植えをした時の爽快感は良いものです。普段、身体よりも頭を使う仕事をしているので、最高の気分転換になります。今年は田んぼの水がお湯のように温かく、天候にも恵まれ田植え日和でした。掲載した写真は私が苗取りをしている所です。苗取りは、お米を発芽させて1ヶ月くらい育てたものを両手で取って束にしています。その束を田んぼに手植えしていきます。作業は単純ですが、丁寧に土をとり束にして、2から3本ずつ植えていきます。写真の中の私の後方にいる人は、ペットボトルを工夫して水の中に入れて、田んぼの中のザリガニを取っている恩師のご主人です。そのザリガニは鶏の餌になります。

 田植えの後は、草刈りの作業があります。草刈りは少なくとも3回はするそうで、農薬を使わないので、その作業は大変だと思います。秋の稲刈りを楽しみにしています。

 千葉の南房総市へ移住してくる人の中には、農業をしながら福祉の仕事や翻訳などの仕事をしている人もいるそうです。自給自足の生活をしてお金をあまり使わない暮らしもいいのかなと思います。ただ、子育てしている人はやっぱり教育費などはかかるので、それぞれの生き方の中でお金以外の豊かさを求めてもいいように思います。

 

仮認定NPO法人若駒ライフサポート

理事長 大須賀裕子

ブログ『計画相談についての講演会続出』

投稿日:2014年5月23日(金)

 福祉サービスを利用するときに、「サービス利用計画書」を作成しなければサービス等を利用できなくなるきまりが来年4月から始まります。そのために、あと10ヶ月でこの計画書、いわゆるケアプランを作るように障害者(児)宅へ八王子市障害者福祉課から書類が届いています。

 この緊急事態に対して、様々な機関から「この計画相談って何?」かを話して欲しいと依頼が続いています。5月末に特別支援学校や八王子障害者連絡協議会で、保護者向けや作業所職員向けに講演会を行います。

 ところで、私たちは平成18年からこのサービス利用計画書は作成していました。重度重複障害者の方達の暮らしを支えています。この計画書づくりは一人暮らしを中心にしていたのですが、平成25年から対象者が拡大し、昨年から依頼件数は増えていました。それまでは、一般相談として私たちは福祉サービス等に繋げる支援をしていたのです。

 そして、このサービス利用計画書作成の依頼が今年から急激に増え始めました。それは、八王子市から直接、障害者宅へこのサービス利用計画書を作成するように書類が届いたからでした。この制度は国が作ったのですが、実は3年前から判っていたことでした。私はこれについて、国が障害者総合支援法を介護保険と統合するのではないかと推測してしまいます。ですから、この計画相談をすることが本当に障害者の為になるのか、介護保険の「お手盛り介護」と言われているようにケアマネジャーのためのケアプランになってしまう危険性を感じています。

 そんな状況の中で、上記の講演会で話すのですから、矛盾しますよね。

 実際には、サービス利用計画を作成して、モニタリングをすることで利用者との信頼関係を築き、感謝されることもあり、やりがいはあります。そして、何より様々な機関や人たちとのネットワークに繋がり、勉強になっています。また、サービスの少なさや使いたくてもサービスが利用できないなどジレンマも感じます。相談支援専門員と言う肩書きで何ができ、理想とする社会資源の創出が出来るのか、まだまだ始まったばかりの新しい職種です。

 講演会を聞いた方が、どのように思うのか心配ですが、今は、講演会の資料作りに励んでいる今日この頃です。講演会を聞いた方で感想がありましたら、是非メールをいただけると今後の参考、また励みになりますのでよろしくお願いいたします。

 

 

仮認定NPO法人若駒ライフサポート

理事長 大須賀裕子

ブログ『病院から地域へ―多職種連携セミナーに参加して』

投稿日:2014年5月13日(火)

 

 4月27日、多摩小児総合医療センターの会場で「小児在宅医療セミナー-病院から地域へ多職種連携」が開催されました。多摩地区では初めての試みでした。医師、看護師、理学療法士、ヘルパー福祉関係者など様々な職種の100名以上が参加しました。

 

 ところで、話しは変わりますが、私は23年前に第二若駒の家を辞めて看護学校に入りました。その時に、医療と福祉を繋げる仕事がしたいと強く思っていました。そして、訪問看護ステーションで仕事をしたいと思って、病院やクリニックで看護師として働いて看護の実績を積んでいました。しかし、実際には、17年前に第二若駒の家に戻ってきました。看護師の資格をもっていたので、医療的ケアの必要な障害児者の方々への「看護師派遣事業」を立ち上げました。今でも、看護師の仲間と一緒に10年以上続けています。しかし、なかなか在宅の障害児者への支援が、医療保険制度と障害者総合支援法の違いから、一緒に支援することが難しい状況でした。

 

 今回のセミナーに参加して、医師や医療関係者から福祉の担い手に対して、専門用語は使わずに誰にでも判る言葉で話していきましょうと提案されました。そして、ワークショップでは、医療者も福祉関係者も一緒に在宅の医療ケアのある子どもと家族への支援について考えることが出来ました。現在、社会的長期入院が小児病棟でも多くなっている中、地域で医療ケアのある子どもや家族を支える仕組みやサービスが増えるように、この多職種の連携が欠かせないことを学んできました。

 

 八王子でも、1年前から「八王子在宅重症心身障害児者の会」が発足しました。6月7日土曜日に第3回目の学習会が開催されます。今回は2月に予定していた内容で、3人の子ども達の事例を通して地域支援とそれぞれの事業所、学校の関わりについて学びます。また、相談支援事業についても話します。

(詳しくはこちらのチラシを参照)

 

 生まれたときから医療ケアのある子どもや、途中から医療的ケアになった方などが地域で沢山生活しています。ご本人とご家族が望む生活と子どもとしての成長発達そして、社会的参加が出来るようなサポートをしていきたいと研修を通して考えました。

 

仮認定NPO法人若駒ライフサポート

理事長 大須賀裕子

✿お花見~第二若駒の家のいぇ~い!✿

投稿日:2014年4月25日(金)

先々週の桜満開の日に、八王子市にある富士森公園にお花見に行きました。

 

 

ちらっと桜吹雪を味わった後は…

 

 

とりあえず集合写真を撮って

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思い思いの屋台を巡って

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景品を狙ってゲームに挑戦して

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お土産満載なお花見でした。

 

桜って格別にいいですね。

(ちらっとだけ見ました)

 

第二若駒の家 丸川

ブログ『2014年度を迎えて』

投稿日:2014年4月8日(火)

 

 第二若駒の家が発足してから33年目の年度を迎えることができました。NPO法人になってから

は13年目になります。長い歳月、地域福祉の事業を続けてこられたことは利用者や家族、そして

職員、支援者、ボランティアの皆様のお蔭だと思います。心より感謝申し上げます。

 

 さて、新年度はそれぞれの事業所の事業計画や予算案をぽらろーな機関誌に掲載されますので、

どうぞお読みください。今年度で変わったことは、放課後デイサービスのプレイラセリを廃止して、

今までのスペースらせりに児童を含めて活動していくことになります。また、ゆうあいハウスは家

族支援を中心に保護者が相談支援を行うことになり、わかこま相談支援室に場所と名前を統合する

ことになりました。

 

 今後も法人の理念である「どんなに障がいが重くても地域で楽しく暮らそう」を実現するために、

それぞれの事業所で利用者とともに地域支援を展開していきたいと思います。福祉サービスはこの

10年で大きく変わってきています。しかし、地域で暮らしている障がい者や障がい児の課題は解

決されていません。重い障がいを持っている方ほど、家族の介護負担は大きいです。家族への支援

と、家族以外の支援者やサービスがまだまだ不足しています。この課題をどのように社会へ訴え、

理解してもらうにはどうしたらよいかを考え、そして具体的な支援へ繋げていくために、私たちは

これからも運動していきたいと思います。

 

 運動という言葉は最近聞かなくなりましたが、一人一人の人権が守られ、命が尊重され、豊かな人

生を送っていくために私たちは運動していきたいと思います。これからも、地域で困っている方や生

きづらさを感じている方への地域支援をしていける法人として、一人一人に寄り添いながらライフサ

ポートをしていきます。

新年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

仮認定NPO法人若駒ライフサポート

理事長 大須賀裕子