NPO法人 若駒ライフサポート

私たちは「どんなに障がいが重くても」生まれ育った街・地域で暮らせることを願って、
多くの皆様にご理解ご支援をいただきながら運動しています。

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ブログ『2014年度を迎えて』

投稿日:2014年4月8日(火)

 

 第二若駒の家が発足してから33年目の年度を迎えることができました。NPO法人になってから

は13年目になります。長い歳月、地域福祉の事業を続けてこられたことは利用者や家族、そして

職員、支援者、ボランティアの皆様のお蔭だと思います。心より感謝申し上げます。

 

 さて、新年度はそれぞれの事業所の事業計画や予算案をぽらろーな機関誌に掲載されますので、

どうぞお読みください。今年度で変わったことは、放課後デイサービスのプレイラセリを廃止して、

今までのスペースらせりに児童を含めて活動していくことになります。また、ゆうあいハウスは家

族支援を中心に保護者が相談支援を行うことになり、わかこま相談支援室に場所と名前を統合する

ことになりました。

 

 今後も法人の理念である「どんなに障がいが重くても地域で楽しく暮らそう」を実現するために、

それぞれの事業所で利用者とともに地域支援を展開していきたいと思います。福祉サービスはこの

10年で大きく変わってきています。しかし、地域で暮らしている障がい者や障がい児の課題は解

決されていません。重い障がいを持っている方ほど、家族の介護負担は大きいです。家族への支援

と、家族以外の支援者やサービスがまだまだ不足しています。この課題をどのように社会へ訴え、

理解してもらうにはどうしたらよいかを考え、そして具体的な支援へ繋げていくために、私たちは

これからも運動していきたいと思います。

 

 運動という言葉は最近聞かなくなりましたが、一人一人の人権が守られ、命が尊重され、豊かな人

生を送っていくために私たちは運動していきたいと思います。これからも、地域で困っている方や生

きづらさを感じている方への地域支援をしていける法人として、一人一人に寄り添いながらライフサ

ポートをしていきます。

新年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

仮認定NPO法人若駒ライフサポート

理事長 大須賀裕子

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