今年も残すところ1ヶ月となりました。ケアサービス若駒では12月の利用予定表も概ねできあがりましたが、年末年始はヘルパーさんがいるのかなと心配していました。そこで、担当者に話を聞くと、「あるヘルパーさんは12月31日に入ってくれるんですよ」と言って、「ヘルパーさんが、利用者のご家族が心配だからと進んで年末に行ってくれます」と話していました。また、あるヘルパーさんは「一人暮らしで大変だから」と、31日~1日の泊まりをしてくれると言っていました。
年末年始がお休みの居宅事業所も少なくないようですし、訪問看護ステーションも12月29日~1月3日はお休みです。しかし、地域でくらしている障害者は年末年始も関係なく介護が必要です。特に年末年始は日中の活動の場がお休みなので昼も介護が必要になります。すべての利用者に通常通り年末年始に入るヘルパーの確保は難しいのですが、利用者の状況によってはヘルパーなしでは生活できない人を優先して、ヘルパーさんにお願いしています。
障害のある人や家族を地域で支えるということは、ヘルパーさんなしでは出来ないことです。そのためにも、利用者のことを他人事でなく心配してくれる想いがヘルパーさんを動かしてくれると思います。若駒にはそんなステキなヘルパーさんが沢山働いてくれていることに感謝します。この気持ちが決してヘルパーさんにとって重荷にならないようにと願っています。“出来ることを出来る範囲”で長く働いて欲しいと願って、今年もありがとうございました。
仮認定NPO法人若駒ライフサポート
理事長 大須賀 裕子