この詩は相田みつをの書いた詩です。私は今年になってまだ1ヶ月しか経っていないのに、この詩が
心に響きました。
どんな逆境に陥っても、またどんなに辛いことがあっても、自分がどのように望んでいるのか、どの
ように進んでいきたいのかで答えは導き出されるように思います。
今年初めに、そんな悩みを抱える人と出会い、寄り添うことが出来ました。
知人が小さな時の貧しかった頃の生活や苦労していた頃の生活を語って、その時は不幸せだとは思わ
なかったと言いました。お金がなくても苦しい環境の中でもしあわせを感じることが出来たのです。
私は高校1年生の時に父親を癌で亡くしました。そして、その後も母が病気になったりして、青春時
代は苦労しました。しかし、今思えば、その状況を受け入れながら自分がしたいと思ったことをやっ
ていったと思います。恵まれた環境にはありませんでしたが、そのことが反って私の芯の強さを育て
てくれたと思っています。
この詩のように、しあわせは自分の気持ちしだいです。他者と比較するものでも、物やお金だけでは
評価できるものではないのです。私が今、しあわせを噛みしめています。それは健康で人の役に立て
る仕事をしているということです。
仕事だけでなく、地域の人たちと出会い楽しく生きていける第2の人生を模索しながら、今のしあわ
せを持ち続ける自分でありたいと思う今日この頃です。
立春になりましたが、寒さに負けずに皆さまお身体ご自愛下さい。
仮認定NPO法人若駒ライフサポート
理事長 大須賀 裕子