先週と今週にお二人の告別式に列席しました。お一人は20歳代の若い方でした。障が いを持ちながら賢明に生き抜いた笑顔の素敵な方でした。病気と闘いながらもご家族と多くの支援者に囲まれて、彼の笑顔でどんなに周りの人たちが癒されたことでしょう。あらためて、7年前に亡くなったTさんのことを思い出しました。
障がい者が一人でも生きた証が世の中を変え、誰もが命の大切さを知り、私たちに生きる力を与えてくれると教えてくれます。
もうお一人は80歳の方です。桜の花びらが散るように、あっけなく亡くなりました。ご家族はテレビのスイッチが切れたように亡くなったと表現されていました。ご本人の手にはテレビのリモコンを持ったまま意識がなくなったそうです。
生と死の間はとても近いものです。だからこそ、「今を生きる」を教えてくれました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
NPO法人若駒ライフサポート
理事長 大須賀裕子