NPO法人 若駒ライフサポート

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ブログ 『計画相談が始まりました。』

投稿日:2013年12月18日(水)

 

八王子市は11月末より、計画相談を始めるように各ご家庭へお知らせを始めました。

 

計画相談とは、福祉サービスを利用するときにプランを作成してもらうことです。

 

複数のサービスを利用するときはその調整も必要です。

また、サービスを変更するときにもプランの見直しが必要です。

 

このようなプラン作りとその後の利用状況を確認するための「モニタリング」も一緒に行われます。

 

 

今までは、障害福祉課の窓口で担当の職員へ困っていることを伝えて、福祉サービスを申請していました。

そして、福祉サービスを行っている事業所を探して、契約をしてから福祉サービスの利用が開始されます。

 

 

ただ、この流れの中で、利用者並びにご家族だけではサービスの選択も情報を得ることも難しいことがあります。

 

この流れの始めから、相談支援事業所が計画相談で入ることによって、

専門職として、福祉サービスの中身をより明確にお伝えできるほか、親身になってお話を伺い、情報も幅広くお伝えすることが出来きるのです。

 

 

しかし問題なのは、八王子市にはこうした計画相談・モニタリングのできる相談支援支援事業所が少ないことです。

特に、知的障がい者・重複障がいの方の相談支援事業所は極めて少ないです。

 

 

わたしたち「わかこま相談支援室」は既に10余人の方の計画相談を行っていますので、経験と実績があります。

 

1人1人の相談にはどうしても時間がかかりますので、出来る範囲で今後も計画相談をお受けしたいと思っております。

 

 

一方、サービス利用当事者自ら計画相談を作成する「セルフプラン」作りも町田市では導入されています。

 

今後セルフプランを作成しようと考えている方は、検討されると良いかと思います。

 

ただ、サービス利用当事者が作成できる場合は良いのですが、親御さんが作る場合には、セルフプランの用紙に記入される前に、障がい児者のかたの現在の生活を振り返り、今後の生活プランを事前に勉強されるといいと思います。

 

若駒ライフサポートの「ゆうあいハウス」でも来年1月にこうしたセルフプラン作りの勉強会を行います。

 

 

 

これから、地域で暮らし続けるためには、相談支援がより必要となってきますので、

どうぞ身近に相談できる機関や人を作って頂き、より長く地域生活を継続されますよう願っております。

 

 

NPO法人若駒ライフサポート

理事長 大須賀裕子

 

 

 

 

 

 

 

 

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